輸出入

韓国の建材に興味を持った日

韓国の建材の魅力

貿易業を始める前は、30代中盤まで建築業を営んでいた事もありまして、韓国の建材市場を初めて見た時はとても新鮮でした。タイルのサイズも小粒のものがあったり、韓国ドラマに出てくるような派手なデザインのカーテン、内装材のウッドブロックも日本に無い雰囲気のものがたくさんありました。

オリジナル性の高いインテリアが出来るかも知れない

韓国ソウル市のカンナム区に鶴洞(ハクトン)という建築資材の町なのですが、当日あまりの感動に工務店の社長をしている友人に電話を掛けて、「面白い建材があるので見に来ないか?」と伝えました。五日後にソウルまで私に会いに来てくれました。(ほぼ遊びでしたが)

彼はまた私と違った視点を持っていて、この建材を他の工務店に販売したいと言い出したのです。そして私には、輸出入と取引交渉をお願いしたいと頼まれました。聞くところによると、韓流ドラマが好きな顧客がドラマに出てくるようなカーテンが欲しいなどという相談が多いそうで、彼にはとても感謝されました。欧風のタイル・浴槽・カーテンなどを40FTコンテナ一杯に詰め込んで日本へ送りました。

価格面では円高円安の影響次第

韓国は外国ですので、仕入れは全て「韓国ウォン決済」です。お客様からは日本円で決済して頂くので、その日の韓国ウォンのレートで計算しています。2011年度は比較的ウォンが安かったので、日本で仕入れるよりもお得感がありました。コロナ禍になってからは価格が円安が進み、割高感がどうしても邪魔してしまう展開になっております。しかしオリジナル性の高い仕上がりが喜ばれており、ハウスメーカーさん次第では円安のこの時期にでも定期的に受注を頂けるようになりました。

韓国の建材はいろんなデザインがあって面白い

韓国の建材は独自のデザインで溢れており、伝統とモダンな要素が融合した斬新なアイデアが光ります。伝統的な韓国の文化を反映した建材から、先進的で洗練されたデザインまで、バラエティ豊かな選択肢が楽しめます。建築やデザイン愛好者にとって、韓国の建材は無限の可能性と興奮を提供しています。

ビジネスを作り出せるって面白い

一般的にはなかなか目にしない「韓国の建材」。もちろん建材だけではなく、工業製品や電化製品、自動車から家具まで全て日本とは異なります。そうした日本との違いは、見学するだけでも楽しく、またビジネスのアイディアも浮かぶでしょう。実際に私がそうでしたから。是非機会があったら、旅行では見る事が出来ないこうした場所を探索して見てはいかがでしょうか?

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