✅韓国工業製品輸入相談室とは
韓国メーカーから工業用の機械・部材・電装品を日本へ輸入する企業様向けに、調達~法令確認~検品~通関~納入までを一気通貫でサポートする実務相談サービスです。
「どの規制に当たる?」「見積が取れない」「納期・品質が不安」「韓国語の仕様が読めない」――こうした悩みを、日本語/韓国語の二言語と現地ネットワークで解決します。
こんな課題はありませんか?
- HSコードが確定できず、関税・規制の見通しが立たない
- PSE/技適/計量法/高圧ガス/PMD法など、どの法令が該当するか不明
- 韓国側がEXW前提で、工程・責任範囲が曖昧
- 試作品の品質差/量産時の検査項目が未定
- 日韓の休暇や文化差で、連絡と進行が滞る
- 原産地(RCEP)や各種証明書の手配に不安
当相談室ができること(ワンストップ)
- 案件初期診断(無料):用途・仕様・図面・SDS/取説を基に法令当たりと概算フローを提示
- HSコード暫定分類と規制の当たり付け(PSE/技適/計量法/高圧ガス/労安法/毒劇法 ほか)
- 見積・交渉:EXW/FOB/CIFの提案、MOQ/単価/リードタイムの詰め
- サンプル試験・適合確認:必要に応じ第三者試験やJラベル表示案内
- 品質・検査プロトコル策定:受入検査表、工程内検査、合否基準
- 物流・通関:貿易条件・保険・梱包・RCEP原産地証明手配支援
- 量産フォロー:納期管理、不具合の原因切り分け~是正まで伴走
輸入の基本フロー(7ステップ)
- 要件整理:仕様・型番・図面・用途・数量・希望納期
- 規制スクリーニング:HS分類→関税率・必要制度(例:PSE/技適/計量法など)
- 見積・条件確定:インコタームズ(EXW/FOB/CIF)、支払条件(前払/L/C)
- サンプル評価:性能/安全/表示、日本語取説・警告表示の整備
- 認証・届出:必要な場合に適合性確認、試験、日本語表示・警告ラベル
- 本船手配・通関:インボイス、PL、B/L(AWB)、必要書類(原産地、SDS 等)
- 受入検査・納入:初回ロットの強化検査→量産定常
ポイント:韓国のKC認証はPSE認証の代替にはなりません。
日本側で基準(PSE/技適/計量法 等)の適合確認が必要です。
日本で必要になりやすい法令・認証チェックリスト
- 電気製品:電気用品安全法(PSE)
- 無線機能付き:電波法(技適)、電気通信事業法(JATE)
- 計測器:計量法(特定計量器の型式承認・検定)
- 圧力容器・ガス:高圧ガス保安法
- 化学物質:化審法・労安法・毒劇法(SDS/ラベル)
- 機械安全:JIS/ISO準拠の安全要求、ガード・非常停止・警告表示
- 医療・美容:医薬品医療機器等法(PMD)
- 食品接触:食品衛生法(器具/容器包装)
表示言語は原則日本語。取説・ラベル・銘板・警告表示の誤訳は重大リスクです。
コストと納期の目安(概算)
項目 | 内容 | 目安 |
---|---|---|
初期診断 | 規制当たり・概算フロー | 無料 |
HS分類・規制調査 | 図面/SDS前提のサマリ | 1–2週 |
認証・試験 | PSE/技適 等、品目により | 3–12週 |
サンプル~量産 | 試作→量産の立上げ | 4–10週 |
ロジ周り | 航空緊急/海上定常 | 航空3–7日/海上1–3週 |
※実際は品目・ロット・時期で変動します。詳細は無料診断で確定します。
事例(例示)
- DC12V産業機器+ACアダプタ
本体は直流駆動、PSE認証済みアダプタを選定することで適合容易化。表示・取説整備で短期立上げ。 - 無線モジュール搭載基板
認証済みモジュール採用+アンテナ条件の維持で再試験最小化。技適表示・ユーザー警告を日本語で整備。 - 計測器(特定計量器)
適合対象を特定し、型式承認→検定の順に手順を設計。受入検査票で出荷バラツキを抑制。
よくある失敗と回避策
- 失敗:韓国側仕様のまま輸入 → 回避:日本語表示・警告と国内規格差分を事前反映
- 失敗:インコタームズ未定義 → 回避:EXW/FOB/CIFと責任範囲・保険を明文化
- 失敗:HS分類の誤り → 回避:図面・用途・材質で裏取りし、税番メモ化
- 失敗:サンプルと量産で性能差 → 回避:検査プロトコルと合否基準を先に確定
無料診断の流れ
- お問い合わせ(下記フォーム)
- 仕様資料ご提供(図面、写真、SDS、取説、型番)
- 規制当たり・工程案をご提示(無料)
- ご希望範囲で見積(調査/翻訳/試験/ロジ/通関)
フォーム項目例:会社名/担当者名/メール/電話/製品カテゴリ/用途/数量・希望納期/図面・SDS添付/ご質問
30分のオンライン相談を無料で実施中。具体案件が無くてもOKです。
FAQ(よくある質問)
Q1. KCマークがあれば韓国で売れますか?
A. いいえ。韓国国内の規制に適合する必要があります(例:PSE/技適/計量法など)。
Q2. 並行輸入は可能ですか?
A. 可能な場合がありますが、表示・安全・知財に注意が必要です。案件ごとに確認します。
Q3. 原産地証明(RCEP)は使えますか?
A. 条件を満たせば関税優遇の可能性があります。サプライヤーの証明体制が鍵です。
Q4. 韓国語仕様書の翻訳もお願いできますか?
A. はい。技術翻訳に対応し、表示・取説の日本語整備まで行います。
お問い合わせフォーム
韓国における各分野・各業界のコンサルティングを行っております。開業相談・法律相談・取引相談など、初回の相談は無料ですのでお気軽にこちらのフォームよりお問い合わせ下さい。