法律関係

韓国での商標登録サポート

基本費用

商標登録は、特許庁に審査を申請する出願時と審査通過後、登録決定時に2回に分けて費用を納付します。

タイプ 料金(申請料+手数料) 備考
商標出願時 33,000円(税込) 日本語での報告書費用も含まれます。
商標登録時 49,500円(税込) 日本語での報告書費用も含まれます。

付加サービス費用

審査短縮サービス

1年以上かかる特許庁の審査期間を2~3ヶ月に短縮させたい時に発生する費用

タイプ 料金(申請料+手数料) 備考
審査短縮サービス 66,000円(税込) 日本語での報告書費用も含まれます。
特許庁からの拒否通知への対応
タイプ 料金(申請料+手数料) 備考
一般意見対応(補正) 33,000円(税込) 日本語での報告書費用も含まれます。
専門意見対応 44,000円(税込) 日本語での報告書費用も含まれます。
特殊対応 55,000円(税込) 日本語での報告書費用も含まれます。
商標調査時
タイプ 料金(申請料+手数料) 備考
文字商標 33,000円(税込) 日本語での報告書費用も含まれます。
図形商標 55,000円(税込) 日本語での報告書費用も含まれます。
複合商標(文字+図形) 88,000円(税込) 日本語での報告書費用も含まれます。

1)調査依頼後、調査費用の払い戻しはできません。
2)登録可能性30%以下の場合、同一範囲内の1回の再調査が可能です。(※追加再調査及び商標タイプが異なる場合は追加費用発生)

 

韓国における商号の保護について

国内でも同じことですが、韓国でも商号は、事業者が自身を表す名称であり、特別な登録手続きを経ずに使用権を発生させることができますが、登録を行うことで法的保護が強化されます。商号は商標と密接な関連があり、特にサービスマーク(役務商標)との競合が生じる可能性が高いです。韓国では、商号に関する規制は主に商法によって定められていますが、商標法や不正競争防止法など、関連法令にも関連規定が存在します。

 

韓国での日本酒の商標権トラブル事例

韓国における日本酒輸入業者が、日本酒のラベルに表示された「辛口」や「特撰」といった表現を商標登録する動きが続いています。このため、該当の表現が含まれた日本酒が韓国への輸出に制約を受ける可能性が浮上しています。

韓国のソウルに拠点を置く日本酒輸入業者日本酒コリアは、一般的な日本酒に関する表現である「特撰」、「上撰」、「辛口」など、合計27の日本語表現を韓国特許庁に申請し、商標登録を取得しています。さらに、「すっきり」や「キレ」などの表現についても現在申請中とのことです。この動きが続けば、日本酒の韓国市場において特定の表現を使用する制約が生まれ、業界全体に影響を及ぼす可能性があると言えます。

直ぐに取り組むべき対策はブランド名やロゴの国際商標登録です。


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