業務提携・OEM提案


業務提携とは


業務提携とは、異なる会社や組織間で、相互に利益を得るために協力し合う取り決めや提携のことです。
通常、以下のような形態で行われます。

  1. 製品やサービスの提供
    2つ以上の会社がお互いの製品やサービスを共同で提供することで、市場拡大や競争力の向上を図ります。
  2. マーケティング提携
    相手の製品やサービスを自社の顧客に紹介し、売り上げを増やすための提携です。
  3. 技術協力
    技術の共有や共同研究を通じて、新製品や新技術の開発を支援し合います。
  4. 供給チェーンの最適化
    原材料調達から製品の配送まで、供給チェーン全体での効率化を図る提携です。
  5. 販売提携:相手の製品を販売代理店として取り扱うなど、販売活動に関連する提携です。

日韓企業の業務提携


ファブレス化の企業が増える中、韓国のみならず、海外メーカーや工場とのコミュニケーションが最近は重要視されています。
例えば、製品の試案は日本で行い(金型デザイン・回路設計)製造や組立は海外で行うという考え方です。ただ昨今は少しずつ形勢が変化しつつあります。海外から部品を調達し、日本で組み立てるというMade in Japanの構成にも着目しています。韓国のPCB基板工場との提携、印刷会社の提携などさまざまな事案がございます。


韓国企業との販売契約


韓国企業との販売契約については3つのパターンに分けられます。

  1. 通常販売契約(一般の売買取引)

    単発的に取引を行う場合でも、その後のトラブル防止のために販売契約をお勧めいたしております。特に精密機械などは保証やサポート面なども含め、しっかりと文書に記載しておく必要があります。契約書は日本語と韓国語の2通ずつ捺印して所有して頂きます。

  1. 一般代理店契約

    韓国で持続的に販売を計画されている企業様には一般代理店契約をお勧めいたしております。その場合、韓国で販売するための「韓国語のパンフレット」「ホームページ」を自社で準備する必要があります。こちらの方も弊社でサポートさせて頂いております。また販売契約同様に契約書は日本語と韓国語の2通ずつ捺印して所有して頂きます。

  1. 総販売代理店契約

    韓国企業と取引する場合、総販売代理店契約を求められる場合がございます。これは韓国内で販売競争力をつけるために商材を独占したいという企業側の考えです。しかしながらこれには注意が必要です。最近はほとんどこうした独占契約はしない傾向にあります。契約はしたものの、物が売れない、他社からの取引の問い合わせが来ても独占契約のために対応が出来ないなどの問題が生じやすいためです。


オリジナルブランド(OEM)


OEM(Original Equipment Manufacturer、オリジナル・イクイップメント・マニュファクチャラー)は、製造業におけるビジネスモデルや契約形態を指す用語です。OEMに関する主要なポイントは以下の通りです:

  1. 製造業者としての役割:
    OEMは、他社のブランド名で製品を製造する会社や工場を指します。OEMは製品を設計し、製造し、検査する責任を負いますが、通常、自社のブランド名では販売しません。
  1. 顧客のブランドで製造:
    OEMは、顧客が所有するブランド名で製品を生産し、その企業が販売することを可能にします。これにより、ブランド企業は製品を提供し、OEMはそれを製造するという役割分担が実現します。
  1. カスタマイズとプライベートラベル:
    OEMは、製品をカスタマイズし、ブランド企業の要求に合わせてラベルやパッケージをデザインすることが一般的です。これにより、ブランド企業は自社の製品ラインを拡充し、市場で競争力を保つことができます。
  1. 業界による多様性:
    OEMはさまざまな産業で見られます。例えば、電子機器、自動車、ファッション、家庭用品、食品など、さまざまな製品カテゴリーでOEM契約が存在します。

契約までのスキーム


  1. 企業リサーチ

    自社の分野と関連のある韓国企業を見つけたい。OEMしてくれる製造メーカーを探している。等、抽象的には考えてはいるが、どこで探してよいのかが分からないというご要望に対し、企業をまず見つける、リサーチするから始まります。※弊社との契約後

  2. ミーティング

    リサーチ後、何社か候補が上がった段階で、相手先の情報などを共有するために、まず弊社の担当者とZOOMなどを利用してミーティングを致します。その際に資料などのファイル共有をしながらしっかりと協議を進めます。※弊社との契約後

  3. 企業訪問

    具体的に何社かピックアップしたら、韓国企業を実際に訪問して当事者同士の協議を同時通訳しながら行います。その際に工場であれば実際の工程や、取引ロットの確認などを行う事をお勧めいたしております。

  4. 契約

    具体的に取引先の選定が完了したら、当事者である三社で契約を締結いたします。日本語2通・韓国語2通の契約書へ捺印後、それぞれが1部ずつやりとりを致します。

  5. 取引開始

    取引前に輸出入書類となるINVOICE・PackingListなどを確認し、通関費用等と合わせて金額の算定を致します。また韓国内での輸送手続きおよび国内での配送手続きも合わせて算定いたします。


サポート料金について


項目 料金 備考
基本契約(企業リサーチその他) 33,000円~(税込) 実費別途
取引手数料 取引金額の8~15% 手数料計算
韓国企業訪問 交通費・アテンド費用実費
文書翻訳 度合により手数料で調整

お問い合わせ


☎0120-019-498(平日10:00~18:00)

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